ファシアトレーニングスクールは、ファシアとファシアに対する徒手療法、運動療法(ヨガやピラティスを含む)、物理療法(EFSセラピー)などのトレーニング理論を深く理解し、高度なレベルでファシアトレーニングを確実かつ安全に実践できる人材を育成するための専門スクールです。

当スクールでは、医療に関わるテーマを学ぶコースから、ピラティスやトレーニング等のボディコンディショニング、美容など、医療とは異なる領域のテーマを学ぶコースまで、幅広くコースを設け、ファシアに対するトレーニング理論を多面的に学習できる環境を提供しています。

学習プロセスはベーシックから始まる段階的なカリキュラムとなっており、最終段階である「ティーチャー」では、選択したテーマにおけるエキスパートとして、他者に正確に知識と技術を伝え、ファシアトレーニングの普及に貢献する指導者を目指します。

当スクールは、当会の会員(正会員・賛助会員)の皆さまを対象としたプログラムです。ご入会をご希望の方はこちらより会員へのご登録をお願いいたします。

ファシアに対するアプローチは、世の中に数多く存在しています。医療の現場では注射や鍼、物理療法などを通じて、またヨガやピラティスといったボディワークの分野では全身運動を通じて、美容の分野では徒手によるアプローチや美容機器を通じて、それぞれファシアの状態に変化をもたらしています。

これらのアプローチを実践する方々は、同じ「ファシア」にアプローチしているにもかかわらず、専門性の違いから互いに交わることなく独自の視点からファシアを捉え、貴重な知見を蓄積してきました。確かに、この状況は専門性を深める上では当然のことかもしれません。しかし、同じ「ファシア」という共通の対象に向き合いながら、その知見が共有されないのは非常にもったいないことでもあります。

そこで、私たちは考えました。ファシアに対するアプローチを体系的に学び、なおかつ、それらを多面的に捉えられる環境を提供することはできないだろうか。そして、医療、ボディコンディショニング、美容といった異なる専門領域の知識が「ファシア」というキーワードを通じて横断的につながれば、新たな気づきや技術革新が生まれるのではないかと。

この思いから、ファシアトレーニングスクールは誕生しました。当スクールでは、それぞれの専門性を尊重しながらも、将来的にはコース間の交流を促進し、知識の共有と技術のさらなる発展を目指しています。異なる分野の専門家たちが「ファシア」という共通言語を通じてつながることで、未知のファシアトレーニングが生まれることを確信しています。

01.オープンキャンパスに参加

オープンキャンパスはeラーニング形式で実施します。ファシアトレーニングの概要と現在開講中のコースについて紹介した映像資料をご覧いただきます。また、ファシアトレーニングの一つ「EFSセラピー」をご体験いただきます。

(お申し込みについては「オープンキャンパスの受講について」をご参照ください。)

02.コースを選択

ご希望のコースをお選びいただきます。
コースを選ぶ際には、各コースの特徴や学ぶ内容を実際に理解し、体験することが大切です。最適なコースを選ぶために、事前にオープンキャンパスに参加していただくことをおすすめしています。

03.カリキュラムを受講

当校では、段階的な4レベル制の学習プロセスを採用しています。

ベーシックレベルでは理論と基礎技術を、アドバンスレベルではより高度な技術を習得します。マスターレベルでは応用力を、ティーチャーレベルでは指導スキルを養成します。学習はeラーニング教材と実地研修を組み合わせたハイブリッド形式で行います。

04.学習プロセスを修了

各学習プロセス修了時には認定証書を授与いたします。

この証書は各段階でのファシアトレーニングの理解と実践能力を証明するものです。最終段階であるティーチャーのライセンス取得者は、当会の認定講師として専門領域におけるファシアトレーニングの普及活動に携わっていただけます。

「ファシアトレーニングスクールについて、もっと知ってほしい!」との思いから、オープンキャンパスを設けています。こちらのオープンキャンパスは、ファシアとファシアトレーニングに興味をお持ちの方であれば、専門資格の有無に関わらずどなたでもご参加いただけます。

また、オープンキャンパスをご受講いただくことで各コースへの理解が深まり、最適なコースをご選択いただけます。そのため、各コース受講前の必修プログラムも兼ねております。

お申し込みいただいた皆様には、eラーニング教材によるカリキュラムをご受講いただきます。加えて、ファシアトレーニングの一つ「EFSセラピー」をコース受講前に実際にご体験いただくため、参加者の皆様には研究会推奨EMS機器「EXFIT®PRO」を1週間程度お貸出しいたします。機器到着後は、HP内で紹介されているEFSセラピーをご自身でご体験ください。体験の際には、ご希望に応じて理事によるサポートもご利用いただけます。

現在、「慢性疼痛コース」と「高齢者リハビリテーションコース」の2コースを開講しております。将来的にはピラティスやトレーニング等のボディコンディショニングを学ぶコース、美容に関するコースなど、幅広いテーマでコースを開講する予定です。

本コースでは、運動器慢性疼痛におけるファシアトレーニングの理論と実践について体系的に学習します。

運動器疼痛領域のアセスメントに必要となるファシアの知識と評価法を理解し、EFSセラピーによる効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、運動器慢性疼痛におけるファシアトレーニングについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

詳細を見る

【概要】
本コースでは、運動器慢性疼痛におけるファシア治療の理論と実践について体系的に学習します。
運動器疼痛領域のアセスメントに必要となるファシアの知識と評価法を理解し、徒手療法、運動療法、物理療法(EFSセラピー)による効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、運動器慢性疼痛とファシアトレーニングについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

【受講生皆様へのメッセージ】
慢性疼痛を訴える患者様の悩みは、痛みや痺れによる行動制限だけでなく不安や鬱状態の併発など多岐に渡ります。一方で、医療従事者やセラピストから見ても、疼痛部位に組織学的な異常が見つからない場合も多く、既存の医学モデルでは対応が難しいと判断されることもあります。

そんな患者様の悩みをどう改善していけば良いのか、、、セラピストとして私ができることは、多角的な視点から評価法を見直し・確立すること。そして、そのために必要な解剖学・生理学・運動学等の基礎知識を学び続けることだと考えています。その先、またはその過程の中で、はじめて症状に対するより効果的なアプローチ方法のアイデアが見つかるものだと感じています。

本コースでは、そんな私が臨床で実施している評価法、徒手療法、運動療法、物理療法の知識や技術について、「ファシア」をキーワードとした学術的な背景とともにその全てを皆様へと共有いたします。そして最終的には、ご受講者の皆様とは、慢性疼痛やファシアの最新知見を共に学び合い、議論し合い、臨床の悩みを相談し合えるチームとなれることを期待しています。
慢性疼痛の改善に興味がある方であれば、資格、経験は問いません。皆様のご受講をお待ちしております。

【ベーシックコース詳細】
ベーシックコースのカリキュラムはe-ラーニング教材と実地研修を組み合わせたハイブリッド型としております。

■e-ラーニング教材(各30~60分程度)
・慢性疼痛の基礎
・評価に必要なファシアの解剖学・生理学Ⅰ
・評価に必要なファシアの解剖学・生理学Ⅱ
・発痛源評価 総論
・発痛源評価のフローチャート
・徒手療法Ⅰ(表層組織への介入)
・徒手療法Ⅱ(深層組織への介入)
・電気刺激療法(深層組織に対するEFSセラピー)
・徒手療法Ⅲ(関節構成体周囲への介入)

■実地研修(二日間開催)
<一日目>
・評価に必要なファシアの解剖学・生理学:先行研究からファシアのレイヤー構造とその機能について学びます。
・エコーで学ぶ触診技術:浅層組織と深層組織の触れた感覚の違いや機械刺激の入力方法について学びます。
・発痛源評価Ⅰ:評価に必要な基礎知識やフローチャートについて座学で学びます。
・発痛源評価Ⅱ:臨床推論とファシアのレイヤー評価について実技で学びます。
・エコーで学ぶ評価技術:関節運動に伴う筋の動態を観察します。
・発痛源評価Ⅲ:症状ごとの疼痛評価を実技で学びます。
・発痛源評価Ⅳ:症状ごとの痺れの評価を実技で学びます。
<二日目>
・徒手療法Ⅰ:皮膚・皮下脂肪層・浅筋膜・深筋膜に対する徒手療法を実技で学びます。
・徒手療法Ⅱ:表層と深層の筋組織間に対する徒手療法を実技で学びます。
・徒手療法Ⅲ:関節周囲組織や関節構成体に対する徒手療法を実技で学びます。
・電気刺激療法:EFSセラピーの適応と実際について座学と実技で学びます。

カリキュラムにエコー(超音波画像診断装置)が記載されていますが、講義においてあくまで理解を深めるために講師が使用するものであり、エコーの専門知識は必要ありません、安心してご受講ください。また、エコーに関心がある方にとってはとても学びになると思います。

【受講料】
5万円(税込)

【お申込みと学習の進め方】
オープンキャンパスをご受講いただき、お申込みが可能となります。お申込み完了後、事務局より随時e-ラーニング教材をお送りします。

初回の実地研修(=1期生)は2025年11月頃、二回目の実地研修(=2期生)は2026年2月頃を予定しております。詳細は追ってご案内します。

本コースでは、高齢者リハビリテーションにおけるファシアトレーニングの理論と実践について体系的に学習します。
高齢者(特に後期高齢者)の運動器系の加齢変化とその特性を理解し、EFSセラピーによる効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、高齢者リハビリテーションにおけるファシアトレーニングについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

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【概要】
本コースでは、高齢者リハビリテーションにおけるファシアトレーニングの理論と実践について体系的に学習します。高齢者(特に後期高齢者)の運動器系の加齢変化とその特性を理解し、効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、高齢者リハビリテーションとEFSセラピーについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

【受講生皆様へのメッセージ】
理学療法士として高齢者のリハビリテーションに携わるようになって、もう20年が経ちました。20年も経験を積めば、きっと多くのことが分かるようになって、スムーズに対応できるようになるだろうと思っていたのですが、実際はそうでもありません。未だに「あれ、これはどうしたらいいんだろう?」と悩む場面が本当にたくさんあります。

皆さんも、こんな悩みを抱いたことはありませんか?

患者さんに「力を抜いてくださいね」と何度もお声かけしても、どうしてもギュッと力が入ってしまって、関節がうまく動かせない。運動療法実施中に患者さんがだんだん眠くなってきて、運動が途中で止まってしまう。そして、セルフエクササイズがなかなか定着しない…。こうした悩みは、高齢者のリハビリテーションに携わる方であれば、誰しもが経験することではないかと思います。しかし、これらの悩みに対する答えは教科書にはあまり書かれていません。

私がこのコースを開講した理由は、まさにこの点にあります。少し挑戦的な表現になりますが、20年間で培った知識と経験を踏まえ、前述の悩みや臨床現場で直面する課題に対して、具体的で実用的な解決策を提示したい。そんな思いでコースの開講を決意しました。

私もまだまだ勉強中の身ではございますが、コースでは私の20年間の知識と経験を総動員し、高齢者のリハビリテーションについてお伝えします。高齢者リハビリテーションに興味がある方であれば、資格、経験は問いません。皆様のご受講をお待ちしております。

【ベーシックコース詳細】
ベーシックコースのカリキュラムはe-ラーニング教材と実地研修を組み合わせたハイブリッド型としております。

■e-ラーニング教材(各20~30分程度)
・高齢者のファシア 基礎編
・関節拘縮 基礎編
・サルコペニアとフレイル
・バイオメカニクス 基礎編
・姿勢調節障害 基礎編
・高齢者の運動機能評価 基礎編
・高齢者のファシアトレーニング 総論
・高齢者のポジショニングの理論と実践
・電気刺激療法(EFSセラピー) 基礎編

■実地研修(二日間開催)
<一日目>
・エコーで学ぶ触診技術 Ⅰ:組織毎の触れた感覚の違いを確認します。      
・エコーで学ぶ触診技術 Ⅱ:血管・神経などリスクが高い部位を確認します。  
・エコーで学ぶ触診技術 Ⅱ:筋腱移行部への圧迫操作を練習します。  
・エコーで学ぶ関節運動 Ⅰ上肢:肩甲上腕関節の関節運動を観察します。
・エコーで学ぶ関節運動 Ⅱ下肢:膝蓋大腿関節/距腿関節 の関節運動を観察します。   
・高齢者の運動機能評価 Ⅰ:中敷きによるスクリーニング評価について学びます。  
・高齢者の運動機能評価 Ⅱ:静的・動的アライメント評価について学びます。
<二日目>
・エコーガイド下徒手療法 Ⅰ 頸部:頭半棘筋に対する徒手操作を学びます。
・エコーガイド下徒手療法 Ⅱ 肩甲上腕関節:烏口腕筋に対する徒手操作を学びます。
・エコーガイド下徒手療法 Ⅲ 大腿脛骨関節:半膜様筋に対する徒手操作を学びます。
・タオルを用いた足部運動療法:浮腫の軽減、足部アライメントの改善を目的とした運動療法を学びます。
・スポンジを用いた足趾運動療法:スポンジを用いた足趾の拘縮治療と運動療法を学びます。
・電気刺激療法(EFSセラピー):頸部~足部まで、基礎的な貼り方を学びます。

カリキュラムにエコー(超音波画像診断装置)が記載されていますが、講義においてあくまで理解を深めるために講師が使用するものであり、エコーの専門知識は必要ありません、安心してご受講ください。また、エコーに関心がある方にとってはとても学びになると思います。

【受講料】
5万円(税込)

【お申込みと学習の進め方】
オープンキャンパスをご受講いただき、お申込みが可能となります。お申込み完了後、事務局より随時e-ラーニング教材をお送りします。

初回の実地研修(=1期生)は2025年11月頃、二回目の実地研修(=2期生)は2026年2月頃を予定しております。詳細は追ってご案内します。

本コースでは、運動器慢性疼痛におけるファシアトレーニングの理論と実践について体系的に学習します。

運動器疼痛領域のアセスメントに必要となるファシアの知識と評価法を理解し、EFSセラピーによる効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、運動器慢性疼痛におけるファシアトレーニングについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

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【概要】
本コースでは、運動器慢性疼痛におけるファシア治療の理論と実践について体系的に学習します。運動器疼痛領域のアセスメントに必要となるファシアの知識と評価法を理解し、徒手療法、運動療法、物理療法(EFSセラピー)による効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、運動器慢性疼痛とファシアトレーニングについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

【受講生皆様へのメッセージ】
慢性疼痛を訴える患者様の悩みは、痛みや痺れによる行動制限だけでなく不安や鬱状態の併発など多岐に渡ります。一方で、医療従事者やセラピストから見ても、疼痛部位に組織学的な異常が見つからない場合も多く、既存の医学モデルでは対応が難しいと判断されることもあります。

そんな患者様の悩みをどう改善していけば良いのか、、、セラピストとして私ができることは、多角的な視点から評価法を見直し・確立すること。そして、そのために必要な解剖学・生理学・運動学等の基礎知識を学び続けることだと考えています。その先、またはその過程の中で、はじめて症状に対するより効果的なアプローチ方法のアイデアが見つかるものだと感じています。

本コースでは、そんな私が臨床で実施している評価法、徒手療法、運動療法、物理療法の知識や技術について、「ファシア」をキーワードとした学術的な背景とともにその全てを皆様へと共有いたします。そして最終的には、ご受講者の皆様とは、慢性疼痛やファシアの最新知見を共に学び合い、議論し合い、臨床の悩みを相談し合えるチームとなれることを期待しています。慢性疼痛の改善に興味がある方であれば、資格、経験は問いません。皆様のご受講をお待ちしております。

【ベーシックコース詳細】
ベーシックコースのカリキュラムはe-ラーニング教材と実地研修を組み合わせたハイブリッド型としております。

■e-ラーニング教材(各30~60分程度)
・慢性疼痛の基礎
・評価に必要なファシアの解剖学・生理学Ⅰ
・評価に必要なファシアの解剖学・生理学Ⅱ
・発痛源評価 総論
・発痛源評価のフローチャート
・徒手療法Ⅰ(表層組織への介入)
・徒手療法Ⅱ(深層組織への介入)
・電気刺激療法(深層組織に対するEFSセラピー)
・徒手療法Ⅲ(関節構成体周囲への介入)

■実地研修(二日間開催)
<一日目>
・評価に必要なファシアの解剖学・生理学:先行研究からファシアのレイヤー構造とその機能について学びます。
・エコーで学ぶ触診技術:浅層組織と深層組織の触れた感覚の違いや機械刺激の入力方法について学びます。
・発痛源評価Ⅰ:評価に必要な基礎知識やフローチャートについて座学で学びます。
・発痛源評価Ⅱ:臨床推論とファシアのレイヤー評価について実技で学びます。
・エコーで学ぶ評価技術:関節運動に伴う筋の動態を観察します。
・発痛源評価Ⅲ:症状ごとの疼痛評価を実技で学びます。
・発痛源評価Ⅳ:症状ごとの痺れの評価を実技で学びます。
<二日目>
・徒手療法Ⅰ:皮膚・皮下脂肪層・浅筋膜・深筋膜に対する徒手療法を実技で学びます。
・徒手療法Ⅱ:表層と深層の筋組織間に対する徒手療法を実技で学びます。
・徒手療法Ⅲ:関節周囲組織や関節構成体に対する徒手療法を実技で学びます。
・電気刺激療法:EFSセラピーの適応と実際について座学と実技で学びます。

カリキュラムにエコー(超音波画像診断装置)が記載されていますが、講義においてあくまで理解を深めるために講師が使用するものであり、エコーの専門知識は必要ありません、安心してご受講ください。また、エコーに関心がある方にとってはとても学びになると思います。

【受講料】
5万円(税込)

【お申込みと学習の進め方】
オープンキャンパスをご受講いただき、お申込みが可能となります。お申込み完了後、事務局より随時e-ラーニング教材をお送りします。

初回の実地研修(=1期生)は2025年11月頃、二回目の実地研修(=2期生)は2026年2月頃を予定しております。詳細は追ってご案内します。

本コースでは、高齢者リハビリテーションにおけるファシアトレーニングの理論と実践について体系的に学習します。
高齢者(特に後期高齢者)の運動器系の加齢変化とその特性を理解し、EFSセラピーによる効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、高齢者リハビリテーションにおけるファシアトレーニングについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

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【概要】
本コースでは、高齢者リハビリテーションにおけるファシアトレーニングの理論と実践について体系的に学習します。高齢者(特に後期高齢者)の運動器系の加齢変化とその特性を理解し、効果的なリハビリテーション介入の方法を学びます。また、高齢者リハビリテーションとEFSセラピーについて正しく発信・教育できる指導者を目指します。

【受講生皆様へのメッセージ】
理学療法士として高齢者のリハビリテーションに携わるようになって、もう20年が経ちました。20年も経験を積めば、きっと多くのことが分かるようになって、スムーズに対応できるようになるだろうと思っていたのですが、実際はそうでもありません。未だに「あれ、これはどうしたらいいんだろう?」と悩む場面が本当にたくさんあります。

皆さんも、こんな悩みを抱いたことはありませんか?

患者さんに「力を抜いてくださいね」と何度もお声かけしても、どうしてもギュッと力が入ってしまって、関節がうまく動かせない。運動療法実施中に患者さんがだんだん眠くなってきて、運動が途中で止まってしまう。そして、セルフエクササイズがなかなか定着しない…。こうした悩みは、高齢者のリハビリテーションに携わる方であれば、誰しもが経験することではないかと思います。しかし、これらの悩みに対する答えは教科書にはあまり書かれていません。

私がこのコースを開講した理由は、まさにこの点にあります。少し挑戦的な表現になりますが、20年間で培った知識と経験を踏まえ、前述の悩みや臨床現場で直面する課題に対して、具体的で実用的な解決策を提示したい。そんな思いでコースの開講を決意しました。

私もまだまだ勉強中の身ではございますが、コースでは私の20年間の知識と経験を総動員し、高齢者のリハビリテーションについてお伝えします。高齢者リハビリテーションに興味がある方であれば、資格、経験は問いません。皆様のご受講をお待ちしております。

【ベーシックコース詳細】
ベーシックコースのカリキュラムはe-ラーニング教材と実地研修を組み合わせたハイブリッド型としております。

■e-ラーニング教材(各20~30分程度)
・高齢者のファシア 基礎編
・関節拘縮 基礎編
・サルコペニアとフレイル
・バイオメカニクス 基礎編
・姿勢調節障害 基礎編
・高齢者の運動機能評価 基礎編
・高齢者のファシアトレーニング 総論
・高齢者のポジショニングの理論と実践
・電気刺激療法(EFSセラピー) 基礎編

■実地研修(二日間開催)
<一日目>
・エコーで学ぶ触診技術 Ⅰ:組織毎の触れた感覚の違いを確認します。      
・エコーで学ぶ触診技術 Ⅱ:血管・神経などリスクが高い部位を確認します。  
・エコーで学ぶ触診技術 Ⅱ:筋腱移行部への圧迫操作を練習します。  
・エコーで学ぶ関節運動 Ⅰ上肢:肩甲上腕関節の関節運動を観察します。
・エコーで学ぶ関節運動 Ⅱ下肢:膝蓋大腿関節/距腿関節 の関節運動を観察します。   
・高齢者の運動機能評価 Ⅰ:中敷きによるスクリーニング評価について学びます。  
・高齢者の運動機能評価 Ⅱ:静的・動的アライメント評価について学びます。
<二日目>
・エコーガイド下徒手療法 Ⅰ 頸部:頭半棘筋に対する徒手操作を学びます。
・エコーガイド下徒手療法 Ⅱ 肩甲上腕関節:烏口腕筋に対する徒手操作を学びます。
・エコーガイド下徒手療法 Ⅲ 大腿脛骨関節:半膜様筋に対する徒手操作を学びます。
・タオルを用いた足部運動療法:浮腫の軽減、足部アライメントの改善を目的とした運動療法を学びます。
・スポンジを用いた足趾運動療法:スポンジを用いた足趾の拘縮治療と運動療法を学びます。
・電気刺激療法(EFSセラピー):頸部~足部まで、基礎的な貼り方を学びます。

カリキュラムにエコー(超音波画像診断装置)が記載されていますが、講義においてあくまで理解を深めるために講師が使用するものであり、エコーの専門知識は必要ありません、安心してご受講ください。また、エコーに関心がある方にとってはとても学びになると思います。

【受講料】
5万円(税込)

【お申込みと学習の進め方】
オープンキャンパスをご受講いただき、お申込みが可能となります。お申込み完了後、事務局より随時e-ラーニング教材をお送りします。

初回の実地研修(=1期生)は2025年11月頃、二回目の実地研修(=2期生)は2026年2月頃を予定しております。詳細は追ってご案内します。

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【概要】
テキスト

【背景】

テキスト

【臨床における課題】
テキスト

【授業の目的】
テキスト

【到達目標】
テキスト

【履修推奨】
テキスト

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【概要】
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【背景】

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【臨床における課題】
テキスト

【授業の目的】
テキスト

【到達目標】
テキスト

【履修推奨】
テキスト

ファシアトレーニングスクールは、ファシアと各テーマに沿ったファシアトレーニング理論を深く理解し、高度なレベルでファシアトレーニングを実践できる人材を育成する教育機関です。

学習プロセスは次の4段階で構成されています。

主にテーマに沿った知識とファシアトレーニングの実施に欠かせない評価法について学習します。また、基礎的なトレーニング技術の習得を目指します。

難解な専門知識や用語についてはeラーニング教材を用い丁寧に解説します。eラーニング教材はスクール生の皆様は何度もご視聴いただけます。

ベーシックで学習した知識と評価法をもとに、より高度な知識、技術の習得を目指します。

また、対象者の身体特性や状況、目的等に応じてファシアトレーニングを工夫するための実践力と様々な状況や課題に対応できる応用力を培います。

テーマに即した最新の専門知識や研究知見、エコーによる動態観察等を学びながらより一層高度な知識と技術の習得を目指します。また、ベーシックとアドバンスで培った技術をもとに、科学的な姿勢に基づき独自でファシアトレーニングを開発する創造力を育みます。

第三者に対して正確にファシアトレーニングを発信・教育できる人材の育成を目指します。

ティーチャーのライセンス取得者は、当会の認定講師として専門領域におけるファシアトレーニングの普及活動に携わっていただけます。

また、一般の方から専門家まで、対象者の属性を問わず、正確であり、なおかつわかりやすく理論と技術を伝えるプレゼンテーションスキルの習得を目指します。

受講方法

お申し込み後、事務局よりeラーニング教材をメールでお送りします。

いつでもお好きな時間に受講可能です。

カリキュラム

1. ファシアトレーニングの基礎知識に関して(eラーニング 20分程度)

2. 慢性疼痛コースについて (eラーニング 20分程度)

3. 高齢者リハビリテーションコースについて(eラーニング 20分程度)

4. EFSセラピー体験

EMS

EMSセラピー体験に必要なEMSについて

お持ちでない場合は、デモ機の貸し出しを致します。

(受講とあわせて、お申し込みいただけます。)

サポート

ご希望があれば理事による30分程度のオンラインサポートが可能です。

(サポート内容)eラーニングの内容やEFSセラピーの実施方法など

受講費

無料(デモ機の貸出費用・送料も無料です。)

デモ機貸出同意書
※デモ機をご希望の方はこちらのご入力は必須となります。

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