返信先: 07_足関節
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@村上洸気
次に悪化因子です。
①歩行時の立脚初期(踵部が地面に着いた瞬間)の骨盤の動き
②立ち上がり動作時の膝の動き
こちらを追加でチェックしていただくとヒントが得られるかもしれません!以下解説させていただきます。
①大殿筋上部線維の遠心性収縮(または等尺性収縮)がコントロールできないと、立脚初期に骨盤が左右どちらかに回旋する事が多いです。表現が適切か微妙ですが、踵が着いた瞬間、殿部が一瞬プリッと揺れる感じです。
後足部の回内制動がコントロールできない上に、大殿筋上部線維のコントロールがうまくいかないと、股関節内転を使った重心移動が増加したり、膝が内側に入ったりする事が多いです。これは、大腿筋膜張筋や中殿筋の筋活動の動員が増えてしまい、これらの筋肉の緊張が高まる可能性があります。
大腿筋膜張筋は腸脛靱帯→下腿筋膜へと連続しますし、中殿筋はL4-S1神経担当なので、同じ担当髄節の下腿に関連痛を飛ばす可能性があります(same nerve root radicular pain)。膝が内側に入ることで、発症因子である後側部の回内が助長される可能性もあります。
立脚初期に上記のような反応が見られる場合は、大殿筋のコントロールを促すトレーニングが必要かもしれません。
②大殿筋がコントロールできない場合、立ち上がりの際に内転筋で代償しようとする方がいらっしゃいます(筋の走行上、座位では大内転筋が股関節伸展に働くため)。そのため、立ち上がり殿部離床の瞬間に膝が一瞬クイっと内側に移動する現象が観察できれば、①がより濃厚になります。
先生がされている発痛源へのアプローチにて短期的な効果を出しながら、上記発症因子と悪化因子に対するアプローチを長期的に行うことで再発しなくなるかもしれないと考えました。
長文にて失礼致しました:おじぎ_男性:
その他、こちらの投稿を見ていて補足やアドバイス等ある方がいましたら、是非コメントよろしくお願い致します!!

